ヘナは、日本では「ヘンナ」とも言われています。ヘナとは、インドを中心に東南アジアから北アフリカの地方に広く自生しているミソハギ科の植物です。ヘナの大きさは1.5~3m、白くかわいらしい花が咲きます。良質の葉を摘み、乾燥させて粉末にしたものが、染料として利用されています。
ヘナは、古代よりインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」の薬草として幅広く使用されてきました。トリートメントとして利用される他、ローソンという物質で、染毛することができ、ハーブ染料としても多く利用されてきました。ヘアケア製品、主にカラーリング剤として、ヘナを配合した製品やヘナの粉末など、日本でもいろいろな商品があります。カラーリング剤としてだけでななく、カラーリングとシャンプーが同時にできるような製品にも、ヘナを配合したものがあります。
ヘナは、今でこそヘアカラーという認知がありますが、ヘナの用途は、染毛だけではありません。ヘナは、解熱や火傷, 傷の治療、砂漠での肌の保護など、薬草として、また、タトゥーとしても利用されてきました。イスラム圏の女性たちが行ってきたメンディ(ヘナタトゥー)は、最古の化粧とも言われるほど、古くから行われてきたものです。